2012年5月19日土曜日

DeleGateLauncherでテザリングする

DeleGateLauncherを使ってインターネット接続の共有

W-ZERO3でも、DeleGateLauncherを使えばインターネット接続を共有することが出来ます。いわゆるテザリングです。


必要なアプリ

DeleGateLauncher
.NET Compact Framework 2.0
.NET Compact Framework 2.0


スクリーンショット

ファイルの入手方法

DeleGateLauncher  DeleGateLauncherのページのダウンロードのインストールパッケージからCABファイルをダウンロードします。

.NET Compact Framework 2.0  Microsoft Download Centerの.NET Compact Framework 2.0 再頒布可能パッケージ から、NETCFSetupv2.msiをダウンロードします。

DeleGate   DeleGate for Windows Mobile/CEのページからwince-dg.exeと、dgcezlib1.dllをダウンロードします。


インストール方法

まず.NET Compact Framework 2.0からインストールしますが、先ほどダウンロードしたファイルはPC用のファイルなので、まずPCにインストールしてから、ActiveSyncを経由してW-ZERO3へインストールします。

または、PCへインストール後、PCにインストールされたC:\Program Files\Microsoft.NET\SDK\CompactFramework\v2.0\WindowsCE\wce500\armv4i\NETCFv2.wm.armv4i.cabが本体なので、これをW-ZERO3にコピーしてクリックすればインストーラーが起動してインストールが完了します。

Web上を探せばこのファイルだけでダウンロードすることが出来る場所もあるようです。
続いてDeleGateLauncherのインストールですが、これもCABファイルなので、クリックしてインストールします。

DeleGateLauncherをインストールが終わったら、同じフォルダ内(\Program Files\DeleGateLauncherなど)に先ほどダウンロードしたwince-dg.exeとdgcezlib1.dllを移動します。

この時、W-ZERO3のエクスプローラではDLLファイルが表示できないので、GSFinder+ for W-ZERO3などを利用して移動させます。


ネットワークの設定

DeleGateLauncherを利用するためには、ネットワークの設定をしなければいけません。



まず、設定 ー システムタブのユーティリティの無線ON/OFFタブで 内蔵ワイヤレスLANを停止 のチェックボックスのチェックを外し、無線LANを有効にします。

先に無線LANを有効にしないと設定画面が出てこないので、必ず先に設定してください。



チェックボックスのチェックを外して無線LANを有効にします。


次に、設定 ー 接続タブの ネットワーク カード で新しい設定の追加で設定の追加をします。


ここではネットワーク名にadhocと設定しましたが、好きな名前を付けて構いません。
それと これはデバイスとデバイス(adhoc)の接続です にチェックを入れます。


続いてネットワーク キータブで認証をオープン、データ暗号化をWEP、ネットワークキーに16進数の10文字か26文字の数字を設定します。
この数字は後ほど必要になりますので、メモしておいてください。


続いてネットワーク アダプタタブで、ネットワーク カードの接続先:インターネット設定を確認したら、アダプタをタップして設定を変更します:の内蔵ワイヤレスLANを選択します。


指定したIP アドレスを使用 の方にチェックを入れます。
そしてIPアドレスに192.168.X.X(xは1〜255の任意の数)を設定します。
この数字も後で必要になるのでメモしておいてください。

サブネットマスクは特に指定がない場合は255.255.255.0になります。
以上でW-ZERO3側の設定は終了です。


使い方

使い方は、W-ZERO3はDeleGateLauncherのアイコンをクリックすれば、自動でPHS回線でインターネットに接続して、無線LANを有効にして先ほど設定した内容で接続してくれるのですが、共有する相手側にも先ほどW-ZERO3に設定した内容と同じものを設定をする必要があります。

ipod touchの場合は、設定のWi-Fiで、IPアドレスをDHCPから静的に変更して、先ほどメモしたIPアドレスの192.168.x.xの、最後のXの数字を変えたもの(例えば192.168.x.x+1)を設定し、サブネットマスクに255.255.255.0に、HTTPプロキシを手動にして、サーバをメモしたIPアドレスに、ポートを8080に設定します。

これで接続すると、パスワードを聞いてくるので、先ほどメモしたネットワーク キーの数字を入力すればインターネットに接続できる様になります。

設定項目が多いので結構大変ですが、一度設定しておけば次からはアイコンをクリックするだけで接続できるのでなかなか重宝します。

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