そういう時は、AssistiveTouchを使ってタッチパネル上にホームボタンを出しておくことで、楽にクリックする事が出来る様になります。
また、反応が悪くなる前から使っておけば、ホームボタンを保護するのにも役立ちます。
新しいiPhone5ではホームボタンが強化されている様なので、やはり古い機種はホームボタンの故障が多かった様です。ホームボタンは修理すると結構な金額が掛かる様なので、3GSユーザーとしては先手を打っておいたほうが良さそうです。
設定方法は、設定 ー 一般 ー アクセシビリティ ー 身体機能サポート のAssistiveTouch をオンにするだけです。
設定ー一般から |
アクセシビリティーAssistiveTouch |
これで、タッチスクリーン上に丸印が現れるので、これをクリックしてホームボタン等を表示させます。これで本体のホームボタンはロック解除時くらいしか使わなくて済む様になります。
クリックするとこんな感じで表示されます。 |
普段はこんな感じで表示されています。iOS6以降ではスクリーンショットに写らなくなっています。
この機能は、本来は画面のコントロールが困難な場合などのサポートをする機能の様で、いろいろな機能へのショートカットが付いています。本体への操作をこちらで代用できるようになっています。
iOS6以前はスクリーンショットを撮るとボタンも一緒に写っていましたが、iOS6からはスクリーンショットには映らなくなったのでスクリーンショットを撮る時にいちいち消す手間が省ける様になりました。
現在iOS6.0.1の環境では、この機能を有効にした場合にスリープにならないバグがある様です。AssistiveTouchでアプリを終了させて放置すると、スリープせず画面がついたままになってしまうので、アプリを終了させずにそのままにしておくか、アプリ終了後、画面を移動させる等のAssistiveTouch以外の操作を入れることでスリープさせることが出来るようです。
たぶんAssistiveTouchが最後の操作になった場合にスリープしなくなる様なので、iOS6以降にバージョンアップした方はご注意下さい。