FUSION IP-Phone SMARTを使って、50年くらい前の4号電話機を使おうとしてハマってしまい、電話機やルーターを買い集めてしまいました。
最初に購入したルーターのRTA55iでは、4号電話機の10ppsのパルスがうまく認識できなかった様で、別のRTA55iにしたり、他の4号電話機に変えても、さらにダイヤル周りのオーバーホールをしても、着信は上手く行きますが、発信することは出来ませんでした。
そこで、ルーターの相性が悪かったのだろうという判断で、ルーターをRT57iに変更することにしました。
すると、今までの事が嘘のように、全くエラーになる気配もなくうまく発信することが出来ます。これで4号電話機を使うことが出来そうです。
しかし、今度は発信は問題無く出来るのに、まったく着信することが出来ません。電話をかけてFUSIONの留守番電話に切り替わってしまいます。
ルーターのログを見たりネットを調べたりと、出来ることを一通りやって見ましたがどうしても着信できません。
ネット上では問題なく使えているという報告が結構見つかるので、どこかの設定が悪いのだろうとコマンドを片っ端から打って見たりもしましたが、やはりどうにもなりません。
発信できるけれど着信ができないルーターと、着信できるけれど発信できないルーターなので、4号電話機も数台購入してあるので、うまく使い分けようかなどと訳のわからない状態になってしまいました。
そして、RT57iも数台集まったところで万策尽きて燃え尽きようとしたところ、ふと頭の中にファームウェアのことが浮かびました。
RT57iのファームウェアは、最初の設定時に本体の機能を使って自動で最新のファームウェアにアップデートしていましたが、ヤマハのサイトを詳しく見てみると、何種類かバージョンの違うファームウェアが有り、接続先によってファームウェアを選択する必要がある様です。
FUSION IP-Phone Smart用のファームウェアは当然ありませんが、もう他にやることがないので、全てのファームウェアを片っ端から試してみようと思い、最新の8.00.95を、まずは8.00.46に変更してみました。
すると、何も無かったかの様に普通に使えるようになってしまいました。
あまりにもあっけない結末で、つながった瞬間身体中の力が抜けましたが、まあ、これで子供の頃の夢を叶えられたので良かったとしておきましょう。
でも、このおかげで結構な出費になってしまったような気がします。
しかし、ルーターと電話機のストックが出来たし、複数のルーターをうまく設定すれば、内線の様な使い方ができるらしいので、時間があったら内線化計画もやってみようかと思います。沢山あるので…
まだ新品も入手可能な様です。結構な値段が付いています。
こちらの機種のRT58iが後継の様で同じように使えるようです(未確認)
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