2024年6月30日日曜日

初代Raspberry PiにOSMCをインストール

かなり前にRaspberry Pi 1 Model A を複数入手して、しばらく遊んだ後に放置していたが、これも以前から放置していた古いプロジェクターを使い倒して処分する口実に、OSMCをインストールして動画再生環境を構築することにした。

本来はRaspberry Pi Imager(https://www.raspberrypi.com/software/)を使ってインストールするようだが、今となってはかなり低スペックなので、raspberry Piでの操作は最小限にしたかったのでここから(https://osmc.tv/download/)直接Disk imagesをダウンロードして直接SDカードにインストールすることにする。いちおうRaspberry Pi 1 / Zero / Zero W用になっているのでそのまま使えそうなので、Ubuntuのディスクイメージライター経由でSDカードにインストールした。

操作内容は、ダウンロードしたファイルは圧縮されているので解凍し、ディスクイメージライターで開いてマウントしたSDカードへ書き込みするだけで完了する。

インストール後、raspberry Piに装着して起動させると初期設定が行われる(10分くらい?)ので、しばらく放置後設定を進めていく。設定の際、日本語環境(Japanese)を選ぶ場合は最初にFONTをデフォルトからarialに変更しておかないと文字化けしてすべてトーフになってしまい操作が困難になる。また、スキンを変更するとFONTがarialからデフォルトに戻ってしまうので、最初から日本語環境(Japanese)にしてしまうと、スキンを変更するたびに文字がトーフに化けてしまうのでスキンの変更は日本語環境にする前にしておくか、トーフになってもFONTを変更できるようにFONTの設定場所をチェックしておく。たまにエラーで電源を落とすとFONTがデフォルトに戻ることがあるので、どこかに変更方法を記載しておくと少しだけ幸せになれる。

他の設定は好みに応じて進めていく。今回は動画再生ができればいいだけなので、ネットワーク等も設定していない。それだけの設定ならマウスだけで対応できるので、キーボードは接続していない。その後、いったんSDカードを外してホームディレクトリのMovies内に動画ファイルを転送し、Raspberry Piを再起動したがスロー再生になってしまい上手く再生できない。設定をイジったりしているうちに再生できるようになったが、コマ落ちしてしまいやはり上手く行かない。

やはり700 MHzのシングルコアCPUで、メモリーも256MBでは再生に無理があるようだ。raspberry Pi入手時にもOSMCをインストールして動画再生させたことがあるので、その時のデータを探してそちらも試してみると、そちらでは問題なく再生ができたので、それを再利用することにした。ただし、起動はかなり遅いうえ、反応もかなり悪いので、電源投入後、再生するまでがかなり時間がかかる。再生が始まってしまえば特に操作する必要もなく動作に問題はないので、とりあえずこのままで使ってみることにする。

古いSDカード1枚だけでの運用は心細いので、Ubuntuのdisks経由でバックアップとしてイメージファイルを作成しておいた。イメージファイルからSDカードへのインストールもDisks経由で可能だ。(https://ftp.fau.de/osmc/osmc/download//installers/diskimages/)古いバージョンをダウンロードすることも可能になっているので、Raspberry Pi 1 / Zero / Zero W用は2017年のものから2020年のものまで選んでダウンロードできる。

全部コマンドでやる場合は、gzipで解凍後、diskutilでSDカードを初期化、ddで書き込めばいい。

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